お菓子作りでの混ぜ方の用語説明

お菓子の本では、混ぜ方の違いを言葉で表現しています。これは、知らなければ再現するのは難しいでしょう。例えば、スポンジケーキを作って膨らまなかった経験、誰もがあるのではないでしょうか。

膨らない原因はいくつか挙げられますが、例えば「卵とグラニュー糖をリボン状になるまで混ぜる」と書いてあってもリボン状の意味や度合いが分からず、混ぜるのが足りなかったり、しっかり混ぜられていても生地に粉類を加える時に混ぜすぎて気泡を潰してしまうなどが挙げられます。

このようにお菓子の中には、混ぜ方を間違えると失敗してしまうものが多くあります。以上のことからも混ぜ方は、お菓子作りにおいてとても重要な役割を担っていると言えます。

お菓子作りの混ぜ方一覧

以下に、混ぜ方の種類と意味をまとめていきます。

・よく混ぜる・・・材料と材料を一体化させる。卵とグラニュー糖を混ぜる際に使われる場合は、色が白っぽくなるまで混ぜる。例えばカスタードを炊く時、空気を入れるように卵とグラニュー糖を白っぽく混ぜないと卵が熱された牛乳で煮え固まってしまう恐れがある。

・切るように混ぜる・・・スポンジ生地に粉を混ぜる時やメレンゲを加えた時に気泡をつぶさないように、練らないように混ぜる方法です。よく「の」の字を書くように混ぜるとも呼ばれています。

実際の方法はゴムべらで縦に切り込みを入れボールの底からすくい上げ、ボウルの淵をなぞりながら半周させる動作を繰り返し行って生地をなじませていきます。特にメレンゲが入った生地はメレンゲの泡が見えなくなったくらいで混ぜるのをやめないと無駄に気泡が潰れて食感が悪くなる。

・さっくり混ぜる・・・「切るように混ぜる」と同様の意味で使われることの多い表現。練らないように混ぜること。気泡を潰さないように大きく混ぜること。

実際の混ぜ方は「切るように混ぜる」の時と同じで、粉がちゃんと混ざっているけど過度に混ぜすぎないように気をつける。

・空気を含ませるように混ぜる・・・泡だて器又はハンドミキサーでしっかり空気を入れながら混ぜる方法。空気が入るので生地は白っぽくなる。例えば、パウンドケーキを作る時にはよく空気を入れるとふわっとした食感になり、卵を入れた時分離しにくくなる。

・すり混ぜる・・・バターや卵黄などにグラニュー糖を加える時に、使われることの多い表現。泡を立てないようにボウルの底にゴムべらや泡だて器を付けながら、こするようにして混ぜる。

・もったりするまで混ぜる・・・混ぜた時の生地の状態のこと。例えば、スポンジケーキで卵と砂糖を湯せんにかけて温めながら混ぜる時に使われる場合の目安は、泡立てたものを垂らして8の字ができるくらい。しかし、他の場合だと単に生地にとろみがつくと言う意味合いで使われることもある。

・リボン状になるまで混ぜる・・・スポンジケーキの生地を泡だて器で泡立てた時に、泡だて器を持ち上げてゆっくりと生地が落ち、数秒跡が消えない状態。

このように混ぜ方の表現を理解するだけで、お菓子作りで失敗する確率を一気に減らすことができます。

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