ピーマン、パプリカの栄養と効能

ピーマンの栄養と効能

ピーマンは唐辛子の仲間です。中南米原産の唐辛子がコロンブスによってヨーロッパに伝わり、辛みのない唐辛子を改良して誕生しました。

ピーマンは緑黄色野菜の一種で、栄養が豊富に含まれています。特にビタミンCは、トマトの約4倍含まれています。通常のビタミンCは熱に弱いのが特徴ですが、ピーマンのビタミンCは加熱調理しても壊れにくいです。なぜなら、ピーマンに含まれるビタミンPに、熱や酸化を防ぐ効果があるためです。

また、ビタミンEも含まれているためビタミンCとの相乗効果により、毛細血管を健康に保ち代謝を促すため美肌効果にも期待できます。

その他にも、カロテンやビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、鉄分、カルシウム、ミネラルなどが含まれています。そのため、疲労回復や風邪予防、美肌効果などさまざまな効果が期待できます。

ピーマンの苦味が苦手な方は白い部分が苦い原因なので調理する際に白いところを除けば軽減されますし、加熱しても苦味が軽減されます。

また、ピーマンの緑色は未熟の状態で、完熟すると赤色になります。黄色のピーマンは品種が違います。緑色は、主にクロロフィルという色素によるもので、熟していくうちにカロテノイ系の赤い色素のカプサンチンに変わります。

カプサンチンには、抗酸化作用ありガン予防の効果があります。また、他の栄養価が上がり、苦味が弱くなるにつれて甘味が強くなります。

このように、赤色のピーマンの方が緑色のピーマンよりも食べやすく栄養価が高いです。しかし、収穫するのに時間がかかり、コストもかかるため緑色の方が安価で多く出荷されています。

それでは、以下にピーマンの基礎知識をまとめます。

・栄養素
ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、カロテン、カリウム、ミネラル、鉄分

・エネルギー
22kcal/100g 

・旬
5月~9月

・種類
甘辛、クレセント、赤ピーマン、黄色ピーマン 

・おいしいピーマンの見分け方
鮮やかな緑色でハリがあるもの。肉厚なもの。
へたの切り口が黒ずんでいないもの。

豆知識
ピーマンの細胞は縦方向のため、青臭さが苦手な方は細胞を壊さないように縦切りにすると青臭さを防ぐことができます。

ピーマンが赤色に変色してきたのは完熟した証拠です。甘味が増し、青臭さが減り栄養価も増します。

パプリカの栄養と効能

唐辛子の総称をパプリカと呼びますが、一般的にパプリカと言えば赤色、黄色、緑色などの大きいピーマンの事言います。ちなみに、一般的なピーマンとは違う品種です。

パプリカは煮込み料理やサラダなど南欧料理に多く使われます。ピーマンと比べてビタミンCは約2倍、カロテンは約7倍と栄養豊富です。韓国、ニュージーランドなどからの輸入品が多いです。

パプリカには、ビタミンエース(ビタミンA、C、E)と呼ばれる、生活習慣病の予防に効果が期待されるビタミンをすべて含んでいます。それぞれの抗酸化作用の相乗効果によって、がん予防やアンチエイジング、美肌効果などに効果が期待されています。

また、黄色のパプリカには、色素成分のルテインが豊富に含まれており、抗酸化作用やアンチエイジング、目の疲れにも効果があります。

パプリカは苦味がほとんどなく甘いが強いためとても食べやすいです。そのため、生のまま食べることをおすすめします。サラダに使用すると一気に彩りが良くなり、とても重宝される食材です。

ただ、1個の値段が少し高めなので、おもてなし料理を作るときや特別な時に使用するのが良いでしょう。

それでは、以下にパプリカの基礎知識をまとめます。

・栄養素
ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、カリウム、カロテン、葉酸

・エネルギー
赤色;30kcal/100g
黄色;27kcal/100g 

・旬
7月~10月

・種類
緑、赤、黄、オレンジ、紫、黒、白

・おいしいパプリカの見分け方
肉厚で柔らかくハリのあるもの。皮にしわがあるものは鮮度が低い。

・豆知識
パプリカに含まれているカロテンも油と相性が良いので油と使うと吸収率が上がります。

香辛料に「パプリカパウダー」があります。辛くないチリペッパーで色を付けるために使用されます。原料は野菜のパプリカではなく品種改良されたものを使用しています。

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