ローフードの基礎

ローフードは、基本的に、野菜とフルーツ、ナッツ類、ドライフルーツを使って作ります。白砂糖や精製された小麦粉などの炭水化物など体にあまり良いとされない食材は基本的に使用しません。そのため、デトックス効果が高いとされており、老化防止にも効果がある食事法です。

火を使わないため、調理法はミキサーやフードプロセッサーで粉砕することが多いです。そのため、ナッツやドライフルーツなどかたい食材はあらかじめ浸水してふやかしておく必要があります。

ナッツや種子の浸水時間

レシピの中には、ナッツや種子を浸水せずに使い、乾いた状態のまま仕上げるレシピもあります。ただ、浸水してふかやしてから、フードプロセッサーなどで粉砕し滑らかにした方が食べやすいです。

ナッツや種子はとても硬いため、十分な時間をかけて浸水させる必要があります。しかし、長時間浸水しすぎると、味が抜けて美味しくなくなります。そのため、浸水時間がとても重要だと言えます。

浸水する方法は、ナッツや種子を広口の容器に入れ、水で満たし蓋をします。指定された時間を常温で置いておきます。

食材 浸水前 浸水時間 浸水後
アーモンド 1カップ 8~12時間 1と1/2カップ
クルミ 1カップ 4~6時間 1と1/4カップ
ピーカンナッツ 1カップ 4~6時間 1と1/4カップ
ひまわりの種 1カップ 4~8時間 1と1/3カップ
ゴマ 1カップ 4~6時間 1と1/4カップ
カシューナッツ 1カップ 2時間 1カップ

ちなみに、ひまわりの種とクルミは、6時間以上浸水させても問題はありません。ただ、少しだけ噛み応えが柔らかくなります。浸水した後は、水を切り、ザルなどに入れて2、3分乾燥させてください。乾燥させることによって、歯ごたえを保ち、保存性が増します。

保存の目安は、アーモンドとクルミは5日間、ひまわりの種は最長で3日間保存できます。ふやかしたものを冷蔵庫に入れてストックしておくのが良いでしょう。

熟した野菜、果物を使用する

基本的にローフードでは、熟した状態の野菜や果物を使用します。熟した状態は、最も糖度が高く、味も濃いためです。果物には、収穫した後にだんだん熟していく果物と収穫したてがおいしい果物の2つに分かれます。前者のことを追熟と言います。追熟する果物は、バナナや洋ナシ、桃、アボカドなどがあります。

熟しているかどうかは、香りと柔らかさで判断できます。触って少し柔らかさを感じるくらいが食べごろです。まだ食べごろではない場合は、常温で置いておくと早く追熟します。また、すでに熟した果物は、腐るのも早いため早目に使用してください。

熟した果物を半分だけ使用する場合は、カットした部分をラップで密封し冷蔵庫で保管すると1,2日は持ちます。また、アボカドを半分保存する時に種を残したまま保存した方が変色を防げます。

ローフードの温め方

ローフードは室温の温度で食べるのが体を冷やさず一番おいしい食べ方です。そのため、冷やして食べる料理以外は、食べる前の10分~30分前には冷蔵庫から出して常温にしておきましょう。

また、スープの場合は、小さい片手鍋に必要な分だけ入れて、絶えずかき混ぜながら2~3分弱火で温めてください。デザートを温める場合は、一番低い温度(93度以下)でオーブンを予熱したあと、スイッチを切った状態でデザートを15分間温めます。

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