じゃがいも、さつまいもの栄養と効能

じゃがいもの栄養と効能

世界中で主食にもされているじゃがいもは、主成分はでんぷん(炭水化物)でビタミンCビタミンB1、カリウムが豊富です。

じゃがいもに含まれているビタミンCはでんぷんの中に含まれているため、加熱しても失われにくいのが特徴です。また、ビタミンCの含有量はいも類の中でも最も多いです。ビタミンCには、コラーゲンの生成や抗酸化作用、アンチエイジングなどの効果があります。

利尿作用のあるカリウムも含まれているため、むくみを解消する作用があります。また、ビタミンB1には風邪予防の効果があります。
 
日が経ったじゃがいもに現れる芽には「ソラニン」と言う毒が含まれており、大量に摂取すると下痢、腹痛、吐き気、めまいを引き起こします。そのため、調理する際は取り除いてください。また、緑色に変色した部分もソラニンが含まれているので、こちらも取り除いてください。
 
じゃがいもは、大きく分けて男爵メークインに分けられます。男爵は粉質で、こふきいもやマッシュポテトに向いており、煮崩れしやすいのが特徴です。メークインは粘質で煮崩れしにくいので、煮物に向いています。
 
では、下記にじゃがいもの基礎知識をまとめます。

・栄養素
でんぷん、ビタミンC、ビタミンB1、カリウム、ナイアシン

・エネルギー
76kcal/100g

・旬
5月~7月

・種類
男爵、メークイン、北海こがね、レッドムーン、スタールビー、ジャガキッズレッド、インカのめざめ(別名アンデスの栗じゃが)等
 
・おいしいじゃがいもの見分け方
芽が出ておらず、表面がなめらかなもの。
持った時にずっしりと重みがあるもの。
 
・豆知識
ポタージュなど調理する時などに、じゃがいも特有のぬめり気をとりたい場合は、切った後に水でさらしてから調理すると良いでしょう。この行為により、ぬめり気がとれサラサラした状態に仕上がります。

さつまいもと栄養と効能

さつまいもはやせた土地でも育ち大量に収穫できるため、戦後多く栽培されました。さつまいもは、米や麦などの穀物と同じように、炭水化物が主成分です。加えて、ビタミンミネラルも豊富に含まれています。このように、穀物と野菜の栄養素がバランス良く含まれているため、主食としている国もあります。

また、さつまいもには、りんごの10倍以上のビタミンCが含まれています。さつまいものビタミンCはでんぷんの中に含まれているため、熱によって失われにくいです。

さつまいもに含まれている食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が豊富に含まれているため、便秘改善に効果が高く、血中のコレステロールを低下させる作用や大腸がん、動脈硬化、糖尿病などの予防にも効果があります。

さつまいもは加熱することによって、でんぷん(炭水化物)の一部が糖質に変わります。そのため、加熱したさつまいもは甘く感じます。また、温度を高温にして短時間で火を通すよりも、低温でじっくり火を通した方が糖度(甘み)が増します。

ちなみに、屋台やスーパーなどで見かける石焼いもは、熱した石の予熱によってさつまいもに低温でじっくりと火を通しています。そのため、糖度を最大限に引き出した調理法と言えるでしょう。

では、下記にさつまいもの基礎知識をまとめます。

・栄養素
でんぷん(炭水化物)、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、銅、食物繊維、葉酸

・エネルギー
132kcal/100g

・旬
9月~11月

・種類
鳴門金時、安納いも、黄金千貫

・おいしいさつまいもの見分け方
中央がふっくらとしているもの。
傷や黒ずみがなく、ひげ根が少ないもの

・豆知識
さつまいもは皮に食物繊維が豊富に含まれているため、食べる時は皮ごと食べることをオススメします。(生では食べれません。)また、さつまいもは変色しやすいので、調理する際は水にさらすと変色を多少避けることができます。

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